2019年3月12日火曜日

街はダンス

女子体育(という雑誌がある)をめくっていたら、その昔高谷さんがこんなことを言っていたとある。
青山のプロデューサー高谷静治さん。Edgeの頃救ってもらい、青山のダンストリエンナーレ(当時はビエンナーレ、現在のDance new air)に入れてもらったりした恩人。その頃おそとダンスの一回目の企画書は書かれているけど、そんなことを言っていたんだと知る。
青山の地下でも踊ったな、ショーケースの中で踊ったなと思い出す。
生きるように踊り、踊るように生きる。
当たり前にダンスがある日常に。
鳥取夏至祭の原型は実はこんなところにあったのかもと思ったりする。


宮沢賢治は「巨きな人生劇場は時間の軸を移動して不滅の四次の芸術をなす」という。人生全体を一つの舞台として例えるこの視点はシェークスピアの言葉に似ている。「この世界はすべてこれ1つの舞台、人間は男女を問わずすべてこれ役者にすぎぬ。(原文ではAll the world's a stageand all the men and women merely players.)」
高校時代の一言が回り回って帰ってくる。

銀河鉄道祭も夏至祭も、街の中にダンスがあるようになるためのもの。
私はすでにダンスではないものに足を踏み入れてしまっているけれど、そのこと自体は良いことだと思うんです。


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