鳥取大学には地域調査プロジェクトという授業があり、2年生の必修、かつグループワークで私もこの2年まちづくり班という名称で移住者のインタビュー調査をしている。(他にも考古学や古文書の翻刻など様々な調査がある)
昨年は鳥取の人がよくいう「何もない」を取り上げ「何もないはいろんな可能性がある裏返しである」という結論を導き出し、
今年は移住者といっても実はそんなに鳥取に魅力を感じてきていなかったり、強い意志を持ってきたわけではなかったりたりするけれど(たまたま選んだ人が積極的な移住者タイプではなかった)、そういう人たち一人一人の普通の暮らしが実は新しい鳥取を作り出しており、文献などに頼らず直接人に会い話を聞くことが大切だという結論を導き出した。
街づくりとか経済効果とかとは少し異なるが、ただそこにあること、いることを認めていくような学生さんらしい優しい視点の発表であったと思う。
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