2019年
銀河鉄道とともに走り続けた2019年でした。未だ銀河鉄道とはなんだったのか、をまとめるべくドキュメントを作っており、結局表舞台に出そびれている感はあります。プロデューサーとしてのお仕事を体験させていただき、多くの人に出会えたのは嬉しかったけれど、いろんな人に迷惑をかけてしまい、反省もしきりです。
これまで様々な舞台に立ってきましたが、その背後を知ることができたし(お金の面なども含め)、公共事業としてのアートの役割のようなものを考えさせられました。
一方で、現在の日本の状況を考えると、「本当に今、やらねばならないこととはなんだろうか」ということも考えさせられます。あまりにも急激な時代の変化。香港や中国や様々なところで起きている民衆たちの声を上げる姿は日本もいつそうなってもおかしくない。大きなお金が動くオリンピックイヤーを前に、私たちはもう一度、なんのために踊るのか、表現するのか、そこを考える必要があるのではないか。
ダン体では今の時勢が戦前のそれに近いと話していましたが、今年は「表現の自由」について取り上げました。お金の流れに踊らされてしまわないよう、一人一人の人が自分の頭で考え、小さくても自分の言葉で語るそういうことが大事になっていくと思います。小さくても、それでも続けていくこと。
どんな舞台も一期一会。その瞬間共に時を過ごすことができたことを私は幸せに思います。鳥取銀河鉄道祭は鳥取にいる鳥取の人のための鳥取でなければできない作品でした。鳥取まで見に来られなかった人もたくさんいます。そうした時にダンスの限界のようなものを感じます。
一方でだからこそ、出会えた人々には奇跡のようなものを感じます。
皆様に感謝と愛を込めて。
銀河鉄道とともに走り続けた2019年でした。未だ銀河鉄道とはなんだったのか、をまとめるべくドキュメントを作っており、結局表舞台に出そびれている感はあります。プロデューサーとしてのお仕事を体験させていただき、多くの人に出会えたのは嬉しかったけれど、いろんな人に迷惑をかけてしまい、反省もしきりです。
これまで様々な舞台に立ってきましたが、その背後を知ることができたし(お金の面なども含め)、公共事業としてのアートの役割のようなものを考えさせられました。
一方で、現在の日本の状況を考えると、「本当に今、やらねばならないこととはなんだろうか」ということも考えさせられます。あまりにも急激な時代の変化。香港や中国や様々なところで起きている民衆たちの声を上げる姿は日本もいつそうなってもおかしくない。大きなお金が動くオリンピックイヤーを前に、私たちはもう一度、なんのために踊るのか、表現するのか、そこを考える必要があるのではないか。
ダン体では今の時勢が戦前のそれに近いと話していましたが、今年は「表現の自由」について取り上げました。お金の流れに踊らされてしまわないよう、一人一人の人が自分の頭で考え、小さくても自分の言葉で語るそういうことが大事になっていくと思います。小さくても、それでも続けていくこと。
どんな舞台も一期一会。その瞬間共に時を過ごすことができたことを私は幸せに思います。鳥取銀河鉄道祭は鳥取にいる鳥取の人のための鳥取でなければできない作品でした。鳥取まで見に来られなかった人もたくさんいます。そうした時にダンスの限界のようなものを感じます。
一方でだからこそ、出会えた人々には奇跡のようなものを感じます。
皆様に感謝と愛を込めて。
◎作品
ダンスハ體育ナリ その2 建国体操ヲ踊ッテミタ 早稲田表現の自由編(2019.8.10)
https://www.waseda.jp/culture/dramakan/news/1135
https://www.waseda.jp/culture/dramakan/news/1135
早稲田どらま館(昔は早稲田小劇場でした。あの鈴木忠志さんの作った伝説の劇場です)企画「憲法と身体」に招いていただき、早稲田版を制作しました。小劇場演劇の聖地、スポーツの聖地である早稲田。私自身も大学時代早稲田大裏にある国立健康栄養研究所に実験でよくおとづれていたのですが、その場所とは。
リアルにその現場の歴史を踏まえ、知るレクチャーと
そこから飛び出ていくパフォーマンス。
体育と芸術の狭間にいる私(実際の大学教員)が当事者として語りながら、進行していきます。
表現の自由に関してはあまりにもたくさんのことが起きてしまったので、その度ごとに作り続けなければいけなさそうですが、次は是非演劇博物館でと話しています。
担当してくださった水谷先生の自主ゼミは今も進行していて、そのうちレポートがアップされます。
リアルにその現場の歴史を踏まえ、知るレクチャーと
そこから飛び出ていくパフォーマンス。
体育と芸術の狭間にいる私(実際の大学教員)が当事者として語りながら、進行していきます。
表現の自由に関してはあまりにもたくさんのことが起きてしまったので、その度ごとに作り続けなければいけなさそうですが、次は是非演劇博物館でと話しています。
担当してくださった水谷先生の自主ゼミは今も進行していて、そのうちレポートがアップされます。
鳥取夏至祭2019
https://tottori-geshisai.jimdofree.com
あえて、これを作品とあげるかは迷うところなのですが、私はこの試みと意識は作品というにふさわしいと思っています。今年は樗谿グランドアパート、鳥取東照宮などを開拓。夏至祭の醍醐味である巻き込み巻き込まれ感は薄いものの、コンパクトかつ見応えのある内容だったと言われます。途中にワークショップ企画なども含めてみることで、幅も広がりつつあります。。1年1年実験は続く。
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