2020年1月29日水曜日

ランシエール

先日の岸井さんの人工地獄を読む会で出てきたランシエールさん『無知な教師』(梶田裕訳、法政大出版社)。すごい。そうかー、だからわらべ館ワークショップと夏至祭になったんだなあと改めてつくづく。
わらべ館ワークショップも夏至祭もおそらく全ての人が踊るそこに立ち戻るために始めたもの。レッジョエミリアや森のようちえんの話をしたり、授業だと型を利用して教えるのではなく弟子が真似ながら学ぶ(真似ぶとも)という教育システムを話したりするのだけれど(→それがワークショップやファシリテートの考え方につながる)、哲学の人でこうやって書いてくれているのをはじめて読んだ。
知らないってある意味すごくて、知らないなりに考察し、進めていたことが後からこうして理論だてされるのは少し嬉しい。うまく言葉にできていなかったけれど、でもやっぱりそうだよねという。それがある意味同時代性なのかもしれない。

子供達だけではなく大人たちも全てを有している。

受け取ろう、知ろうと本当に望んだ時にはどんなことも可能になる。

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