2020年1月15日水曜日

野毛大道芸

野毛大道芸を作った方にお会いする。(IKUOさん)
そもそも20代ー30代にかけて自身がサーカスのアーティストであり、フランスを中心に活動をしていたという。サーカス学校で教えていた時代があり、デュクフレ来てたよーと屈託なく話す。35歳で戻ってきて日本で様々なショーを手がけつつ、野毛でお店を開いた。現在2軒あるそのお店では様々なショー(音楽やコントーションなどのほかダンスもある)を行なっておりそこの経営者でもある。
この街が面白くなるといいと思ってと話す。
東横線の桜木町の駅がなくなり、野毛側の人通りが一気に減るという危機感。それがこの大道芸のフェスティバルを始めたことがきっかけになり、それまで空き店舗だったところにお店が入り、(その紹介業も手がけ)今、野毛は結構賑やかになっている。
裏路地や小さな道は今少なくて、こういう小さな小道に小さいお店が集まっている感じが外国人ウケするのだという。実際チェーン店系はほとんど入っておらず、それゆえにはしごする面白さもあるのだという。
街の良さを生かし、いいものを招き、それをきっかけに地域の色を作り出す。野毛の大道芸フェスティバルはその後全国各地に飛び火していき、今の大道芸やジャグリングの人気へとつながっていく。
扉とか作ってさー、むしろ閉鎖しちゃって、夜の街、大道芸治外法権みたいな感じにしたいよねと話す。いつから大道芸は許可制になってしまったんだろうとは私の個人的な疑問なのだが、そんなことを飛び越えて、大道芸が街を作っていく、そんな可能性を感じる。
この年代、まだまだ元気。(70歳代)アシュフォードさんもそうだけれど、そういう勢い若い人の方がないなあ。

参考までに:http://nogedaidogei.com/history/interview/

鳥取夏至祭は外から来た人としていろんな人を紹介し、またいろんな身体に触れてもらいたくて始めているが、本当に街中に人がいないので、偶然巻き込まれたり、見ちゃったりというハプニング性が思っていた以上に作り出せていないということを感じる。
また即興ということがわかりにくいとも言われる。
ただ、大道芸ではなくあくまで即興性にこだわっているのは実は意味があって、すごい技やスキルを見るということを目指したくないからだったりする。
おふくろ市が来年も開催されるか未定で、(夏至とずれるのもあるが、それだけではなく、そもそも開催回数を減らしたり、形態を変えることを考えているという)今年はどのようにしようかと考え中。

アイデア等募集中です。

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