大野一雄展 日常の糧@若山美術館を見に行く
今回ダンスハ体育ナリで二回目、再び大野さんを扱わせていただきました。そのタイミングに合わせたわけではないのですが、大野さんの展示が行われていたので、見に行きました。この日1時からだったのに12時前に着いてしまったのですが、いいですよーと優しく通してくださいました。
若山美術館(銀座にあるギャラリー)のオーナーさんが初めて大野さんにあったのはそのなくなる日のことだったそうです。これもまた何かの縁ではないかと思い、その頃から(2010年ですからもう8年になるんです)何かできないかと溝端さんや大野研究所の皆さんと話し合いが続いていたのだそうです。
今回の展示では大野さんの生活にフォーカスを当て、学校で教えていた頃の写真や、戦地から送ってきていた手紙、学校通信などが取り上げられ、結果的にダンサーである前に人としての大野一雄、あるいは1教師としての大野一雄があらわれるような展示になっていました。時間がなく見られなかったのですが、当時を知る学生たち、舞踏家たちの言葉を集めた映像展示もあり、アーカイブ資料から明らかになる大野一雄さんだったのでした。
ちょうど読売新聞が舞踏について特集をしてくれて(その美術館で教えてもらいました)お客さんが増えているかもですが、ゆっくり時間をかけてみてほしい展示です。
私にできることは一雄さんからもらった言葉をもとに私の生き方を考えることしかできないのですが、この作品が示唆していることはとても大きく、2016年の初演の時から子供達にも自分にも話し続けています。まず私自身であれ。
日々の生活にその全てが詰まっている。
銀河鉄道祭の発想もすべてはそこからはじまっています。
12月8日まで。
https://www.wakayama-museum.com
日々の生活にその全てが詰まっている。
銀河鉄道祭の発想もすべてはそこからはじまっています。
12月8日まで。
https://www.wakayama-museum.com
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