2019年5月8日水曜日

未来の山口の運動会



第4回目となる今回もその2日前から開催されるスポーツハッカソンから作り出される運動会種目に参加するために250名ほどの参加者が集合(ちなみにチラシができる前に定員に達してしまったとのこと)、皆でただただ運動会をするという企画。

先日の投稿にあるように、運動会はもともと近代的な身体を見せるためのものであったのが、村祭りなどと結びついて広がっていったもの。この会もある種のお祭りでもある。
地元企業からの協賛(といっても賞品などものでのサポートが多い)は地元企業を中心に77社。メディアなどの露出も含め支援をするという形で関与してくれている地元の人も多い。

スポーツハッカソンの参加者は実はリピーターや遠方から来た人が多いけれど、参加者は純粋に遊びに来る感じ。(賞品などにモチベーションがあることもあるかもしれない)この参加者からスポーツハッカソンを行う人ができたらという気はする。

内容は
運動会で行う種目を考える、できればYCAMならではのもの。
実際にやってみて考える。
参加者はデベロップレイヤーと呼ばれ開発することと遊ぶことその両方を担う。
ルールを作り種目として説明できるプレゼン資料を作る。
その上で200人対象(実際には各チーム60人くらいで4チーム)に実際にやってみる。

YCAMのスポーツハッカソンはその施設ゆえテクニカルでできること、そのさきを追求する傾向があるが、全国各地で開催されている未来の運動会はもう少しアナログ。でもそれいいよね。

この試みの面白いところは世代を超えても「運動会」のイメージが共有されており、なんとなくこういう感じ欲しいよねという意識が働いている点。
主催側の犬飼さんと話した時、実は運動会を作るといってもそれ以上のことは言っていないんだよねといってました。そう。運動会はこういうものという共通認識があり、そんなに大きくは変わらない、それは参加者たちの経験則からなる。
点数にならない種目があっても、超変な種目があってもいい。でもそういうものはなかなか出てこない。なぜならみんなが体験してきた運動会というフレームがあるから。
それが少しずつでもテクノロジーなのか場所なのか変化していくのでしょう。それでも今現れているものは皆の中にある運動会のイメージなのです。

そのイメージぶっ壊して、何ができるのだろうと思い始めました。

現代らしくツイッターで色々上がっています。是非のぞいてみてください。
https://togetter.com/li/1345483?fbclid=IwAR1ibp2GwgHqMU9-zbm8DRNDPSj4sThiiRoxCvpU9j_SagodDgtQInFLgQA

何れにしてもスポーツハッカソンはスポーツを新しく作り出そうという気持ち。合宿込みで追い詰めながら連帯感を高める工夫はなされている。しかし正直いうと体育会系であり、体を痛めつけたい人たちが集まっている。

鳥取でもできるもの?どうなんでしょう?→附属小の先生がすごく反応してる!ありかもしれません。

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