2019年5月25日土曜日

松井須磨子

いきなり行けないから見に行って感想聞かせてと言うことで先代の先生から演劇公演のチケットをいただく。行って見たら「松井須磨子」栗原小巻一人芝居。え、まじですか、このタイミングで、ネタとしか思えない感じですがとりあえず見に行ってきました。

鳥取にも演劇鑑賞会というのがあり、そのうちの演目。木野も札幌演劇鑑賞会に高校時代は所属していて当時のお小遣い3000円だったけれど1800円払って舞台見てました。加藤健一事務所やラッパ屋、自由劇場など当時の舞台を見るいい機会であり、個人的にはおかげで山海塾の最重要作品「卵熱」を見ることができました。たまたま高校の先生が山海塾プロデューサーを知っていることもあり紹介していただいたなどという縁があります。(その後まさかアルテリオで再会するとは思っていませんでした)

一人舞台は色々難しくて、個人的にはそこまで評価できないです。でも彼女の人生ちゃんと見ろっていう神の声のようなものかと思い見つつ考えていました。島村抱月との愛に生きましたという彼女の人生はわかるけれど、その中にどれだけの葛藤があったのかはわかりません。本当に彼を受けたなら、彼を残すべく死ねないだろうに。

愛の形は様々です。
生きる意味などすでに消滅していたとしても、それでもここに存在するという意味は、私が受け止めた闇を誰かに伝えるためのこと。それは学生さんでは難しい。それぞれの人生があるから。それでもいつかそういう時があるいは人が来るときのために私は彼らから受けたものをしっかり抱えてここに存在しているのだと思います。

きっとこれで良いのだと私は思っています。

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