2018年9月17日月曜日

死者の書再読@城崎14日目

死者の書再読@城崎14日目

城崎での滞在制作も最後。今日は2時からの本番後、ばらし、片付け、などなど。

今日の公演では2回(ただしくはそのあと何個かキューが飛んだり戻ったりしたので複数回)照明がふっと消えるというアクシデントが起こった。あ、きちゃった。と思わずぽつりと呟いた。

これまでも何度か音がなるとか火災報知器がとか、色々言われてきたけれど、みんなわるさはしていない。なんか喜んでるのかもと思い、好意的に受け取ってみる。
わたしは霊感が全くない(と思う)けれど、ずっと何者かと踊ってきた。それは今も昔も変わらない。

舞台とは見えないものを見ようとして多くの人が試みてきた場所。
音楽家は音楽で、踊り手は踊りで、照明家は光で、どうしたら良いかと模索する。それらの実験を試みれることがいかに豊かなことか。まずはこの城崎で試みることができた事、この場所とサポートしてくださった皆様に感謝です。
たくさんのコメントやアンケートの記述、とても嬉しく思います。これらを羅針盤にこの旅は12月まで続きます。
再び読むというのは私が折口の本を新解釈するという事だけではなく、これを見た観客も読んで見たくなってしまうような作品のようでそこで生じる再読、さらに言うと、私たち出演者達はまたこの本を読み返しなおすと言うそこに行くようです。
再読の再読の再読、、、連鎖が続いて行くのです。
1年半前につけた適当な(すみません)タイトルが、ここできかせてくるとは。

そんなわけで、再読タイムスタートです。


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