2018年9月20日木曜日

機織り

死者の書の中では郎女さんが機織をするシーンが印象的にえがかれている。(やぶさんがフレームドラムで演奏してくれている)

アンケートやアフタートークでの質問に出てきたように夕鶴を思い出す人も多い。(ただ機織りだったからではなく、コウノトリもどきが鶴っぽかったせいかもしれない)神話や昔話には機織や刺繍などの針仕事をする女性が多く出てくる。わかりやすい例では七夕などもそう。女性の仕事として認識されていたことの表れだと思う。
実際にチクチク、(残念ながら私は機織をしたことはないので刺繍や手縫いをしているときの感じ)作業していると、結構集中し、あっという間に時間が過ぎる。黙々と郎女はおもかげさま(俤様と変換される)を思い、念をこめていく。曼荼羅の中には黒い糸の部分(特に梵字)髪の毛を織り込んだりするものも多いのだそう(奈良国立博物館の展示)。あちこちに心が飛んでいかないように、走り出してしまわないように、無事を祈り、織り続ける。

(でも郎女さん走り出しちゃうんだけれどね、と言うのを鳥を追っかけながら杼となって糸の間を走り抜けるということにしました。作品中ずっと私は走り続けています。)


ちゃんと今やるべきことをします。

とりあえず岡山でアメノウズメです。(機織のアマテラスではなく、足踏みの方がきました。目覚めさせます)

0 件のコメント:

コメントを投稿