2019年9月18日水曜日

佐渡島で銀河祭

現在鳥取で銀河鉄道祭を準備中なのですが、この佐渡でもさどの島銀河芸術祭というお祭りを行なっていることが判明。

星が綺麗だからという理由なのですが、(でもとりあえず月が照りすぎてて星があまり見えないという)その元になったのは松尾芭蕉の歌。
荒海や 佐渡によこたふ 天の川

(ちなみに芭蕉がこの句を詠んだのは新潟側からで佐渡で詠んだわけではない。またウェブなどの情報によれば詠んだ日と考えられている日にちは天の川が横たわっておらず、むしろまっすぐ上に伸びるようになっていたはずというようなこともあり、どこまでが想像上で詠んだものかは謎。ちなみにこの句を詠んだ日を新暦に換算すると私の誕生日なのだとか。色々マニアの人が調べてあげていますがどこまで正しいかはわかりません)

そもそも松尾芭蕉はあまりにもチェックしなさすぎて、え?そうなん?となりましたが、(友人からのメールに芭蕉の話が出ていて予言か!と衝撃を受けました)星取県鳥取県としては何かお友達になれそうな予感がしています。



そのお祭りの企画を行なっている皆さんとバスに揺られながらいろんな土地を周り、鬼太鼓なども見学しておりました。

今回一緒に動いてくれた寺田さんの作品「世阿弥の彼岸ボート」も拝見。素敵な棚田の一番上にぽこっと乗っている小さな小屋なのですが、絶景です。(岩首昇竜棚田のてっぺん付近にあります)

棚田を作っている方々も高齢化が進み、また棚田の景観を守りたいけれど、トラクターなどの大型機械で作業できない部分も多く人力で行わざるを得ない現状があるのだそう。そのため年々面積は狭くなってきており、オーナー募集を行なっていたり企業協賛をお願いしているのだそう。実は佐渡棚田はジアス(GIAHS 世界中用農業遺産システム)に登録されているのですが、世界遺産とかみんな知っているのにわかってもらえないと嘆いていました。。そのタイトルは「トキと共生する佐渡の里山」。
もしかして「コウノトリと共生する豊岡の里山」となんだか似ている。そしてイラストを見ているうちにトキとコウノトリがお友達のような気がしてきました。(実際には大きさもだいぶん異なります)

https://sadotanada.com

銀河祭は次回は2021年。トリエンナーレなんだそうです。(今年はあくまでシンポジウムなどのプレプレイベント)
ついでに鳥取銀河鉄道祭もアピールしてみました。


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