2019年9月6日金曜日

カルマとまんまる

銀河鉄道祭に出演してくれている丸さんのお引越しをお手伝いしに行く。
鳥取でカルマという喫茶店をやっている(東京にもお店があります)のだけれど、自宅の1階部分を解放できるような空間(まんまる)、を作ったという。
丸さん、本が好きで、レコードも好きで、古道具も販売(お店で小物などを売っている)する関係で集めていてものすごい量の荷物で、大変なことに。
でもみんなでやると結構早く片付くもので、こうして鳥取にまた新しいスペースができました。設計は木下くん(キノP。おかげで私はキノP 2号と呼ばれる)。
拠点を持つ(作っちゃう)っていうのはちょっといいなあ。
(先日占い師に一つ所に止まるのは無理と宣言されてしまい、流浪の民の身としてはやはり羨ましい)
そんなわけで美味しいご飯とパンをご馳走になりました。

その山積みの本の中になぜか寺山修司の「死者の書」が。
ものすごい大量の本の中でなぜかぽろっとおっこっていた(そういうことがよくある。本が光っていたとか冗談みたいだけれど。この2、3年くらいはそういうことの連続)
冒頭に折口の言葉が入っているだけで全く死者の書に沿ってはいない。昨年死者の書朗読会の時に見つけてこれ、まさしく私向けの本と思ったけれど、またこうやって出会う。
この本の中でなぜか寺山さんオリンピックについて話すんですね。
黒い9月のオリンピック。(ミュンヘンオリンピック)その時の演目は走れメロスなんだけれど、そのセット広場で燃やしちゃうパフォーマンスを行った時の話が出ている。40年以上前だけれど、あまり変わっていない(いや悪化している)今の現状。その頃ダンスハ 体育ナリ?と合わせて動いていたせいもあり、すごい組み合わせだけれど、これ読めってことだろうと思うのでした。忘れてるだろう!ほら読め!みたいな。
たまにそういう神のお告げみたいなのが来る。

最近だとシュタイナーと宮沢賢治とか。




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