2019年9月21日土曜日

佐渡についてその4

通りかかりに図書館に行く。

旅の際にはできれば立ち寄るようにしている。図書館が難しい時には本屋。(海外に行ってた時には必ず音楽屋さんだった)
だいたい郷土資料という名前の元、その土地ならでは本が集められている。そしてやっぱり多い田中角栄本。(棚が一列田中角栄関連書籍になっていた)
カフェミルキーウェイに来ていた人が新潟行った時に新幹線に乗って、新幹線偉大だ、と思ったと話し、山陰新幹線通さにゃって思う人の気持ちがわかると話していましたが、新潟県民にとって作った人は今でも偉大な存在なのでしょう。

で、ここで気がついたのは
夕鶴の原作とも言える鶴女房の話はどうも新潟(佐渡)の話らしい。
大量の鬼関連書籍。
そして宮本常一。

鬼本は本当に多く、本間雅彦さんという方の書いたという鬼の研究がなんだかとても面白かった。そうしたらたまたまこんな新聞を発見。
https://www.asahi.com/articles/ASM8P3HFKM8PUOHB003.html
編者の池田さんに連絡を取ってみたらもう在庫がなくて、国会図書館に行かなきゃないんです(!!)とのこと。50部じゃ無くなるよね。でもある意味超貴重本だなあと思っていたら、いろいろ探してくださったようで池田さんのところにあった校正を貸してくださることになったのでした。
今の時代に埋もれちゃいそうな話に出会ってしまった。

とりあえずこういう在野の研究者のコツコツ仕事はすごいものが多くて、とても興味深いのです。この土地に住んでなきゃわからないことなどもたくさんあるので。民俗学はむしろその土地の人に教えていただくもの。(花祭も早川さんがいなければ折口も柳田も気がつくことはなかったわけです)私ももう少し勉強しなければ。


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