鳥取銀河鉄道祭のできるまで2
鳥取に赴任して1年目よりとりアート(鳥取県総合芸術文化祭)のメイン事業の評価を求められ、芸術の評価ってなんだろうかと思うようになった。とりアートメイン事業はジャズのコンサートからオペラ、ダンスなど幅広く行われていて、何を持って質の高いとか、成功と言えるのかは私にはわからないと思われた。
しかし、様々なジャンルが交じり合う必要性があると思ったし、特殊な訓練を受けた外の人がやってきて舞台を行うというのも違うだろうと感じられた。頂点の伸長と裾野の拡大というが、高いって何が?
東京から、海外から出演者を招けばいいのかといえばそうではないし、鳥取にいる人面白い人たくさんいるよねと思うに至った。
鳥取に赴任して1年目よりとりアート(鳥取県総合芸術文化祭)のメイン事業の評価を求められ、芸術の評価ってなんだろうかと思うようになった。とりアートメイン事業はジャズのコンサートからオペラ、ダンスなど幅広く行われていて、何を持って質の高いとか、成功と言えるのかは私にはわからないと思われた。
しかし、様々なジャンルが交じり合う必要性があると思ったし、特殊な訓練を受けた外の人がやってきて舞台を行うというのも違うだろうと感じられた。頂点の伸長と裾野の拡大というが、高いって何が?
東京から、海外から出演者を招けばいいのかといえばそうではないし、鳥取にいる人面白い人たくさんいるよねと思うに至った。
そんな中急に(これは私の力ではなく)この事業が公募制となり一般市民が応募することができるようになった。
鳥取に来る以前より友人の友人であった水田美世さんは鳥取県のアーティストレジデンスフェスティバル鳥取芸住(残念なことに現在はウェブサイトがなくなっています、こう言うところに行政のやっておしまい感を感じて残念だと思います)を担当していたけれども2年で無くなってしまったと言う。それでもせっかくできたアーティストレジデンス団体のネットワークを生かすべくtotto(鳥取のアートウェブマガジン)を立ち上げようとしていたので、相談し、そのネットワークを活かしてとりあえず駄目元で企画書を出してみることにした。tottoは現在はファウンドを集めて運営を支えているけれども、基本ライターも編集者も手弁当で運営している。そう言うところはとても宮沢賢治的。
これまで私が自分で作っている作品はソロ作品がほとんどだし、予算規模も装置代込みで1万円以内で作っているとか、鳥取きて2年目だとか、そう言う明らかにおかしい状況の中、まずは出すだけ出してみよう!とチャレンジしてみたのが2017年の春(tottoも2017年4月よりオープンしています)。水田さん、そして副編集長の濱井さんは実行委員として名前を連ねていただきました。
tottoは現在、銀河鉄道の夜の原作を、鳥取に移住してきたイラストレーター鳴海梓さんのイラスト付きで掲載しています。門限ずのインタビュー記事なども読み応えあり。ぜひご覧ください。
ちなみに今上がっている記事はトリトリ(私が鳥取に来た理由?)のところです。
ちなみに今上がっている記事はトリトリ(私が鳥取に来た理由?)のところです。
http://totto-ri.net/column_tottorigingatetudousai08/
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