2019年9月29日日曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで5

鳥取銀河鉄道祭のできるまで5

本当はケンタウル⭐︎自由市場を支えてもらいたいと思い実行委員に入ってもらった成清さんは元々は街かどコンシェルジュ。この鳥取中心市街地の隅から隅までを知る人材、かつ現在もとりぎん文化会館周辺の活性化のためのワーキンググループを担当している。
とりぎん文化会館周辺は赤十字病院の建て替え、市役所の移転があり、県庁前でありながら、ここまで駅前から人の流れを作ることが難しい状況になってきています。もちろん財団は様々な招致事業、コンサートなどを行なっているけれども、日常的に人が歩いている状況ではなくなっている。
実際にコンビニですらなくなる現状。地域にある高校、病院、県庁、飲食店、図書館と連動しれ昨年から議論が続いているがなかなか何もできていない。
この地域の人の少なさは昨年(2018年)鳥取夏至祭の町歩きで明らかになっていて、本来いろんな人に出会うための夏至祭なのに、と思った記憶がある。それと同時に危機感も感じた。
学校も多くある文教地区とも言われるこの地域に人が訪れるようにするにはどうしたらいいだろう、そんなこともあり、鳥取銀河鉄道祭はこの会場で行うことになった。

その後彼はなんと鳥取大学に所属することになり、今年small coreプロジェクトという学生が街中にアプローチしようとする動きを支援する助成事業を始めました。学生さんたちに話し、その助成を下に鳥取銀河鉄道祭と連動し、街中に拠点を作り作品作りをしていきましょうという美術部の拠点を作ることにした。こう思うと2年間(本当は3年)のクリエーションは長い。

なお、市役所移転は10月半ば。あの広い空間をどうするかは鳥取的には大きな問題で、古い建物ではあるけれど、アートセンターなどに転化していくことができたら変わっていくかもしれない。
そんなわけで成清さん自身は忙しいのかケンタウル⭐︎自由市場には参戦していませんが、美術部を裏から支えてくださっています。ありがとうー。

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