2020年4月3日金曜日

コロナウイルスにかんして20200403

今日アシュフォードさんのAerowaveさんからのメールニュースにこう書かれていた。
Show must go on- line!
Aerowaveは毎年春にその年の20団体を集めて合わせて上演するフェスティヴァルを開催する。それが延期となり、いつできるかは決まっていないが、やっぱりできることをする!という決断だそうだ。

そして静岡舞台芸術センターもふじのくに⇄せかい演劇祭が中止となり(ストレンジシードは延期)、くものくに⇅せかい演劇祭を行うという。くもつまりウェブcloud上での演劇ネットワークを作ろうという試みへとシフトさせるという。昨日は稽古をストリーミングしていて、かなりおかしいことになっているけれども、何かをしようとしている。

ダジャレのようだが(両方とも茶目っ気があっていいと思う)、この過酷な中でも何かできることを模索し、切り開いていく。先日のFilms from nowhereにも言えることだと思う。
舞台芸術に限らず、芸術は常に難しい、厳しい道を強いられてきた歴史がある。世の中もそんなに幸せな世界ばかりではない。でも大概の名作はそのような困難な時、困難なところから生まれる。
舞台芸術に関わる、それこそ銀河鉄道のスタッフだった方々も皆厳しい状況を迎えていて、政治のせいだけではないけれど、そろそろ舞台芸術のシステム全体を考え直さなければいけないところに来ているのかもしれない。

ウェブではできない生身の身体だからできることがある。
生身の身体から受け取るものはセリフや動きだけではない、波動のようなもので、空気全部がそれで満たされる、そういう舞台が世の中にはある。なので、ウェブだけではないということを踏まえておいて欲しいと思う。
今緊急時で様々なところで舞台公演の上映が行われているけれども、それらは本来無料ではないということも知っておいて欲しい。
お金を払うことの意味をちゃんと考えて欲しいと小さい1作家だけれど思う。


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