鳥取銀河鉄道祭のできるまで17
鳥取銀河鉄道祭では日本で一番小さな県、鳥取県の東中西部を結びつけることはできないかという裏ミッションがあり、米子リサーチを開始する。米子の水田さんのところで行なっている”ちいさなおうち”にお邪魔したり。
水田さんは自分の家の敷地内にちいさなお家を建て、そこで様々な子供達が集まるばを作っている。美術などのワークショップや私自身も招かれ簡単な体を動かすワークショップを開催した。鳥取はちいさな県で、そんなに経済的にも余裕はない。なので、自分たちで活動している人がかなりいる。学校のつながりとは違うサードスペースをつくるというのはこれまでも公民館をはじめとして行われてきた。しかし公的支援に頼らない活動もたくさんある。それが鳥取の文化を支えてきた。
スペースもしかり、また徳永さんのこぶし館然り。(こぶし館は鳥取夏至祭の会場としてお借りしようとしたことがある)それらが助けてあげるのではなく、自分が楽しいからやっていると捉えているところがポイントで、自分のための活動でもある。ある種の支え合い精神が自然と発生している、そんなところが鳥取の良さではないかと思ったりもする。
自分たちの生活を豊かにするための活動。本来のARTという言葉の意味に戻すようなそんなことをイメージしてみる。宮沢賢治「雨にも負けず」はそんな思想に近い気がする。
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