2019年10月9日水曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで23


鳥取銀河鉄道祭のできるまで23

リサーチ事業のうち鳥取県西部地区での8mm収集は米子と大山で公開鑑賞会を行いました。(2018年11月12月)大山地区の公開鑑賞会はイトナミ大山藝術祭の一環として開催され、他にも長田地区のポートレイトを撮影し展示するプロジェクトなどこの土地の人の暮らしに着目した内容でした。(大山ガガガ学校)
また私が参加した米子図書館での展示にはその映像を撮った人、家族、その周辺に住んでいた人などが集い、当時の記憶を辿りました。映像を見ることで思い出すことがたくさんあります。西部地区では高島屋や大丸(現在はありません)がやはり町のシンボルであったかのように映り込んでおりました。また始まったばかりのがいな祭の様子や1964年のオリンピック聖火リレーの様子なども出てくるなどこの土地ならではの映像が収集されました。
また、2018年9月にはそれまで集めていた東部地区の8mmを基にした紹介展示を鳥取県立図書館で開催しました。展示の横にあるノートに様々なコメントが寄せられていきます。
http://hospitale-tottori.org/blog/libraryexhibition201809/
これまでの収集を基に、インタビューを開始、その町の人の声を冊子(元の案ではウェブ上にということになっていたのですが、今回は間に合わなさそうです)にしていく活動がスタートしました。また、このインタビューと映像を合わせたものが2019年11月鳥取銀河鉄道祭に合わせて展示予定になっています。
アーカイブという事業が単に収集しデジタル化して保存していくだけでは一情報に過ぎないので、それらの情報を活用し、また現代に浮かび上げていくことが必要ではないかと考えます。その時に演劇や音楽などと合わせ、素材として用いてみてはどうだろうかというアイデアが出され、のちに試みてみることになります。

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