鳥取銀河鉄道祭のできるまで40
2019年2月より作品の核になるクリエーションがスタートしました。まずは「はじまりは、午后の授業」演劇のワークショップです。
https://scrapbox.io/gingatetsudou-tottori/レポート|ワークショップ%231_演劇「はじまりは、午后の授業」
小説「銀河鉄道の夜」の出だしであり、印象的なシーンです。倉吉からも参加してくださった方も。大変盛り上がりました。音楽の野村誠さんも登場し、伴奏をしてくれました。
ウォームアップとして行った木を切るゲーム(のちに「ジョ!バン!ニ!」ゲームに変更)。
朗読に合わせて動いてみる作業。
朗読の内容を目の見えない相手に伝えてあげるように身体を操る作業。
朗読ではなく、個人的な学校時代の思い出を話しその話を元に動いてみる作業にも発展。
最終的には参加者の皆さんで小グループを作り、小作品を作ることまでを行ってみました。
もちろん演劇経験者の方もいますが、経験に関係なく、どんどんアイデアが生まれ、あれよあれよと短い芝居が生まれていきました。今回の参加者は10代の大学生から40代、50代世代まで。学校という場所はほぼ全ての人に記憶があり、共通項もあるのですが、世代によって少しずつ変わっていっています。流行ったものや、卒業式の呼びかけなど、「え、そんなのあったんだー」、「今やってないの?」「あるあるー」など様々な声が上がります。
また、給食のりんごを前転で表現する(!)などこの時点で身体表現色が強く現れていて、いかにも門限ズらしいワークショップとなりました。
この中で話題になったのは鳥取の多様性です。子連れのママも、障がいを持つ人も、外国籍の人も、学生から会社帰りの人まで様々な人が集まっています。そしてみんなで楽しんでいる。こうしていろんな人が舞台に上がるのはいいねえと倉品さん。
いろんな考えがあるから面白い、そういう濃ゆい人たちがいる鳥取なんです。
今の所(10月現在)このシーンは劇場内では使われてはいないのですが、こののち行われる各ワークショップの記憶、記録は残されており、後々のクリエーションへも影響を与えています。
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