2019年10月8日火曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで21


鳥取銀河鉄道祭のできるまで21

せっかく西部地区に来たので、妻木晩田遺跡に2人(半門限ズ)をお連れする。鳥取県は遺跡が多数残っており、中でも妻木晩田は弥生時代の遺跡としては国内最大級のもの。私自身も大下志保さんに誘われて踊らせていただいたこともある(始まりの祭り)が、お墓が一番見晴らしの良い場所にあり、そこを守る墓守の家だと思われる竪穴式住居跡(そこに復元の家が建てられている)は西に向かって窓が開いており、沈む日がそのまま差し込んだに違いないという話をする。
日想観、古来からある思想はシンプルでとても美しい。
妻木晩田遺跡では女子考古学部と称して、様々な古代生活についてのレクチャーや体験会を行っている。学芸員の知を一般に広める活動という点でも興味深い。野村さんはそこに展示されていた琴に興味津々。古代琴を演奏する人が青谷にいるらしいなどの情報を得るが、今回は断念。青谷といえば青谷上地遺跡。他にも淀江上淀廃寺など。山陰の古代生活の豊かさに想いを馳せる。これだけ自然が豊かな鳥取。かつてとても栄えていた。今でも住みたい田舎ナンバー1だけれど、経済の儲かる儲からないだけではない生き方の豊かさが評価されているように思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿