鳥取銀河鉄道祭のできるまで77
合唱ということでは鳥取少年少女合唱団さんもご参加いただけることになりました。幼稚園児から高校生まで50名以上の団員がおり、地域のイベントなどには引っ張りだこの人気が合唱団さん。毎年発表会では前半で合唱曲をしっかり歌った後、後半はミュージカル(今年の演目はくつやとこびと。来年はライオンキングだそう)。つまり歌って踊って演技している団体です。
実際に稽古にお邪魔してみるとウォームアップの時に歌いながら歩いたり(『さんぽ』)、『パプリカ』を踊りながら歌っていたり。
https://tottori-boysgirls-chorus.jimdo.com
ただ合唱コンクールの時はかなり厳しく、尾崎先生が指導します。
尾崎直美先生はオルガニストでもあり、尺八もふきとかなり多彩な活動をしています。本当は合唱専門ではないのよと言いながら子供達と向き合うこと30年以上。子供達の変化を見ながら細かく声をかけていきます。
毎週土曜日に行っている練習はあの3年前の大雪の時に一回休みがあっただけで、毎週続けているとか。(先週の台風19号の時にも練習があり、驚きました)毎週欠かさず小さい頃から一緒にいるので、自然と子供達の仲も良くなり、高校生と小学生が普通に話すそんな感じがあります。
小学生が中学生、高校生を見て育つというのが自然に成り立っていて、学校の枠組みを超えた第3の場所としても機能していると思うのでした。
地域の文化団体やスポーツ団体はこのように様々な年代の人が集まり異なる意見を語り合う場所でもありました。コミュニティができていたわけです。
鳥取は合唱団体が多くあって(私が合唱の先生の隣にいるからそう感じるのかもしれません)、多くが高齢化していく傾向にあります。前に関わらせていただいたおもかげさんやエルダーブラザースもそうです。そんな中若い子供たちのみずみずしい歌声が希望の光ように聞こえてきます。様々な年代の人が関わるそんな合唱をいつか聞いてみたいものです。
余談ですが、今回なぜか合唱団は女の子が多いことに気がつきました。男性がとにかく少ない。
思えばこれまで関わってきた団体はどこも男性が足りなくて特にバスがいなくて苦労していたなと。モテたい時には合唱、いいかもしれません。ダンスも男性少ないですが、合唱の方が深刻かも。
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