2019年10月19日土曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで41

鳥取銀河鉄道祭のできるまで41


同じ2月にはHOSPITALE×鳥取銀河鉄道祭『鳥取の8ミリフィルムで即興作曲&演劇 試演会』を開催しました。
https://scrapbox.io/gingatetsudou-tottori/鳥取の8ミリフィルムで即興作曲&演劇_試演会

これまでHOAPITALEプロジェクト・すみおれアーカイブスは8mmフィルムを3年近く収集をしており、この先どのようにアーカイブした資料を生かしていくかが課題になっています。ウェブ上での公開なども将来的に考えていますが、パフォーマンスとして新しい切り口、見方を作り出すことができないかということでお願いしてみました。

鳥取西部で2018年に収集したものと合わせ、昭和30-50年代の少し昔の鳥取の情景が蘇ります。
このプロジェクトを行っている蛇谷りえさんの視点で、ものすごい煙を出して走る汽車や、家族の団欒、聖神社のまつり、砂丘、運動会など様々な場所が映し出されて来ます。それに合わせて野村さんと倉品さんが、その場でセリフや音をつけ、さらに観客も巻き込んでいくというもので、なんとその巻き込まれたお客さんが一緒に演じ始めたりします。
汽車(すでに廃線になった倉吉線を撮影したもの)の映像に合わせて、倉品さんと渋谷千里さん(その後今回のゲキジョウ実験にも出演することになりました)がジョバンニとカンパネルラになったかのように演じていくシーンなど、即興とは思われないクオリティの高さでこのような再活用の可能性を感じました。

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