2019年10月29日火曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで70

鳥取銀河鉄道祭のできるまで70


ワークショップ会場としてかなりの回数、鳥取大学地域学部附属芸術文化センターをお借りしました。今回の参加者には大学生も含まれていますが、今回初めてきた人も多かったはず。
私は大学の職員で、先代の佐分利育代先生(鳥取銀河鉄道祭の実行委員長であり、星のいり口を育てている)の後を継いでいるわけですが、この鳥取銀河鉄道祭もその財産をお借りしています。音楽チームが使っている木琴やトーンチャイム、練習場所など。附属小学校や幼稚園との関係性などもそのうちの一つかもしれません。
鳥取大学は今から10年以上前に教育学部から地域教育学部、さらに地域学部へと変化しました(大学では改組と言います)。その過程でできた芸術文化センターは当初学生組織を持たない地域貢献のためのセンターでした。そこに所属することになった佐分利先生が、インクルーシブダンスや、そもそもモダンダンスグループダンスコングを広げていきました。
その後、学生を受け持つようになったものの1学年に4人で教員が6人という贅沢な状態が続いてきました。
私が入った翌年2017年から改組で国際地域文化コースが誕生し、そのコースに所属し、芸術文化センターは兼務となりました。その時の1年生(国際地域文化コースの初年度生)が今回の銀河鉄道祭の主要人物を務めています。役者、舞台スタッフ、美術。彼らはそもそもアーティストになることを目指してきた学生ではありません。(ちょっと好きだった、とか高校時代に部活でやっていたなどの差はありますが)しかし夏至祭(2017年開始)以降よくわからないなりに巻き込まれ、自分たちでイベントを起こせるようになってきました。
芸大や美大とはちょっと違う、でも面白い子達が集まっています。
芸文センターにはチラシ置き場もあり、全国各地からのイベント、公演情報を集めています。正直鳥取はいろんなところに出るのが大変で、交通費もかかるのですが、学生たちはもろともせず。東京、神戸、京都など転々としています。ぜひぜひおしらせください。(実は鳥取大学には尚徳会という団体があり研究の旅費補助があります。全てがOKな訳ではないですが、海外留学や研修にも補助が出ています。)

紙文化ベースだとこういう地方の動きが伝えられなくてつらいです。また、情報が入らないのがつらいなあと。

http://www.rs.tottori-u.ac.jp/artculturecenter/
芸文センターのパンフレットは新しく変わったのですが、ウェブはそのまま。写真などは私が来る前に行われていた事業だったりします。

0 件のコメント:

コメントを投稿