2019年10月26日土曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで62

鳥取銀河鉄道祭のできるまで62

星のいり口さんと遠田誠さんの初稽古が5月に開催。これまでのとりアートの地区事業での縁などもあり、ぜひ!となったものの、星のいり口さんの稽古は月に1度。特別に合わせていただき、初顔合わせとなりました。
インクルーシブダンスグループとして障がいを持つ人も、持たない人も、様々な人が集い踊っていて、長年活動していることもあり、実は舞台慣れしている皆さん。生き生きのびのび踊っています。
写真はこちら
https://scrapbox.io/gingatetsudou-tottori/レポート|5月17日、星の入り口と初めての練習
星のいり口HP: https://dancecomg.jimdo.com/星のいり口とは/

私の前任、そして今回の銀河鉄道祭の実行委員長である佐分利先生が鳥取に来て40年以上、ダンスコングはその初期から続けてきた団体で、星のいり口はその姉妹分として10年以上前より始まりました。今ではオリパラのこともあり、インクルーシブという言葉が広まりつつありますが、日本ではその最初期から活動している団体です。
ウォルフガングシュタンゲさんの指導を受けたり、JOUさん、松本大樹さんらの作品に出ていたり、幅広く様々な振り付けにチャレンジし、自然に続けてきた団体です。コミュニティダンスという言葉が出回る前から、当たり前にあった、それがまたすごいことで、佐分利先生の努力だと思っています。今回ダンスで参加している長谷川茜さんのように次の世代のファシリテーターも着実に育ちつつあります。

ただ決まった振り付けを覚えたりというのは苦手だったり、できることとできないことがはっきりあります。なので、その様子を見ながら様々な動きを試してみる遠田さん。
最後に椅子を出しながら即興的に動き始めてルールをシンプルにしたことで、皆の動きが生き生きとし始めました。終わった後も踊り続けてしまう子も。つまり、もっと動きたい、踊りたいという思いがそのまま溢れていて、その様子を見て遠田さんはなんだか自由に踊ってもらいたいなと言い始めました。
星のいり口さんは作品の後半で渡り鳥になって舞う予定です。鳥取なだけに。自由に、そして伸びやかに。

遠田さんのワークショップは鳥取大学ダンス部さんでも開催。冒頭のシーンはこの時に作られました。普段はストリートダンスを踊っているのですが、このワークショップの体験は夏に行った自主公演の作品にも生かされ(応用氏というべきか)、コンテンポラリーダンスの作品作りの良い体験になりました。この10月に代が変わり、1、2年生が銀河鉄道には参加します。ダンス部さんについては銀河鉄道のできるまで26を参考に。

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