鳥取銀河鉄道祭のできるまで26
本当は時系列に従って紹介していくはずなのですが、ちょっと脱線します。
鳥取大学ダンス部は50名ほどの大所帯。そのうち1、2年生が鳥取銀河鉄道祭に出演します。
夏に神戸のAll Japan Dance Festivalに出るはずがカリキュラムの変更(鳥取大は8月10日まで授業がある)で出場できなくなり、自主公演を開くほどのやんちゃな子たち。普段はストリートダンスを踊っています。
明後日から台風で危ぶまれていますが、風紋祭(学校祭)3年生はこの風紋祭で引退です。基本的に大学生なので、自分たちで踊りたいものを踊ればいいし、好きなように企画させていますが、最後のステージに向けて毎日練習をしています。本当の部活の時間は週3日5時7時なのですが、夜中に集合してガラスに向かって踊っている姿が見られます。
オープニングと呼ばれる初日の舞台では1-3年生が踊るのですが、初めの部分は3年生が1年生の時に作った作品(略して17と称される。2017年に作られたから)そして様々なジャンル、小グループの演技が続き、最後は1、2、3年生が一緒に踊る自主公演のフィナーレで踊った作品になっています。前回は3年生が前にいて1、2年生が後ろについていたのが1、2年生を前面に出し、3年は後ろからエールを送る。見守る。彼らが3年間で辿った道のりをぎゅっと圧縮。
まだ練習なのに感極まって泣いちゃう子がいる。泣きながら踊っている。
幸せなことです。
おちゃらけ作品も多々ありますが、毎日2、3ステージずつ行なっているようなので、ぜひお立ち寄りを。(台風で変更などがあるかもしれません、HP等でご確認ください)
今年は銀河鉄道で見届けてあげられないのだけれど、きっといい舞台になる。
この前は「守破離」の話をしました。必死で動き覚えて踊る一年の時とそれを壊しながら踊る今、その先は動きにとらわれず。その間の遊びこそがダンスの一番面白いところ。
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