2019年10月22日火曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで52

鳥取銀河鉄道祭のできるまで52

2019年4月 プラネタリウム劇場「音と身体で銀河鉄道」を米子児童文化センタープラネタリウム室で開催しました。米子市児童文化センターさんの協力で普段の上映のうち2回が銀河鉄道仕様になる特別バージョンでした。
児童文化センターは米子市制50周年を機会に昭和58年に作られました。以降40年近く米子の子供たちを見守ってきた場所です。中でもプラネタリウムは子供たちに人気の施設。土日は子供たちは無料で見ることができます。(大人も310円です)今回場所を提供していただくだけではなく、リハーサルなどにも協力いただき、ここでしかできない特別な作品になりました。
星を見るためには俗にいう照明を使うことができないので、手持ちのライトや、譜面灯の小さな明かり、あるいは目が慣れていくのを利用するなど試みました。銀河鉄道に出てくる実際の星々を辿っていくような解説の展開を森山さん(米子市児童文化センタープラネタリウム解説員)に考えていただき、シーンを構成しました。
https://scrapbox.io/gingatetsudou-tottori/プラネタリウム劇場「音とカラダで銀河鉄道」

実は米子児童文化センターさんのプラネタリウムは4人の解説員さんが交代で操作しています。人によってその内容は異なるので、何回か来るたびに新しい発見をすることができます。たまたま私が訪れた時に一人だったこともあり、解説員さんとお話しさせていただいた時に、その時の顔ぶれ(年齢層や人数、常連かどうかなど)で即興的にアニメーションを入れたり、内容を変えたりするんですと話してくださり、一緒に何かできないかとお願いしました。
これまでもプラネタリウム内でコンサートなどは行われたことがあるそうですが、演劇の場合は見れないし、と最初は驚かれていましたが、それゆえに面白いプログラムになったと思っています。

このプラネタリウム室、流石に年月には叶わずこの週末で修繕工事に入ります。10月26、27日は「さよならプラネタリウム」と題した特別上映を予定しています。朝から見ると1年間を旅することができるという星好きにはたまらないプログラムです。

http://yonagobunka.net/p/yonagobunka/jibun/purane/15/

0 件のコメント:

コメントを投稿