2019年10月26日土曜日

鳥取銀河鉄道祭のできるまで61

鳥取銀河鉄道祭のできるまで61


今回リサーチ事業をいくつか提案し、また、すでにある団体によるパフォーマンス機会なども考えていました。それらは予算削減を受けてほぼなくなりました。自分自身のリサーチAmanogawaプロジェクトも無くなっています。しかし、映像リサーチについてはすでに走り出していることもあり、維持することにしました。8mmアーカイブは米子・大山地区での調査を行い(西部)、波田野さんは中部地区で作品を作り、東部の調査として同僚に作品依頼を行いました。かなり悩んでいたのですが、そもそも鳥取の映画文化を調査できないだろうかと言って、この頃からインタビューをとりはじめました。
予告編はこちら
https://vimeo.com/367649733?fbclid=IwAR3KrvKvULhNcpKsexnBFbwvRqO12ifdcoG5A6xboINObTIlkVqTih7p_lo
「スペース」にも言えることですが、映像文化もまた、映画館が3館しかない鳥取としては県民の個人的な努力によってなんとかつないできた芸術文化活動です。いつでもみに行くことができるものではない、そして遠くまで行かなければ(時間的にも経済的にもかなりの負担)見ることができない、そんな中で自分たちでどうしたらいいのか模索し、行動してきた宮沢賢治のような人たちがたくさんいるのです。
調べ始めると、人が人を紹介し、膨大なインタビューになり、佐々木さん曰く、3年計画くらいでまとめなきゃダメかもという超大作になりつつあります。長年コミュニティシネマを牽引してきた重鎮から、大学生で映画作ってみてますという学生まで幅広い層の映画好きたちの言葉です。
真面目な人なので、多分3年かかったとしても絶対まとめます。今回は中間発表になっていますが、年度内に正式な作品化(東部地区を中心にまとめたもの)を行い、中部、西部とまとめていくことになるのではないかと話しています。


ほぼ同期(1ヶ月私より先輩なのです)で同じ製作者なのでよく話しますし、鳥取夏至祭とMobiusの撮影もしてもらっていて、頭が上がりません。(いつも私が無茶ぶっていると正直思います)いつもありがとうございます。
作品のシノプシスが宮沢賢治「農民芸術概論綱要」の続編で、賢治好きの人はちょっとわかるわかるな感じなので、こちらは会場でぜひ手に入れてください。

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