鳥取銀河鉄道祭のできるまで47
2019年3月ダンスクリエーションワークショップ「鳥を捕る人」は普段わらべ館でお借りしているいべんとほーるが行事で使用されていたため、エントランスのところを使わせていただきました。ワークショップの前に演技をしていた鳥取のチアダンスチームレインボーさんにもお声かけし、何人か参加してくれたこともあり、観客もいるオープンなワークショップとなりました。
写真はこちら
https://scrapbox.io/gingatetsudou-tottori/レポート|ワークショップ%236_ダンス「鳥を捕る人」
チアダンスレインボー:https://ameblo.jp/rainbowtottori/
チアダンスレインボーさんは指導者がいないのですが保護者が協力し、幼稚園から小学生の子供たちがチアダンスができる環境づくりをしているのだそう。様々なところに出張出演をしています。
タタタタ タタタ と移動してポーズをとる鳥たちの動きと、参加者の中の背丈の大きな男性が集められて鳥捕り役として捕まえようとする動きが振り付けられました。するりするりとかわす子供達。
エントランスホールには小さなピアノがあるのですが、実は米子出身の作曲家高木東六さん愛用のピアノで寄贈されたものです。(わらべ館はこの縁もあり、高木東六の研究者島根大学の藤井先生のレクチャーなども開催してきました。私も「鶴」の復曲に合わせて踊るという公演を行ったことがあります。)
このピアノをお借りして野村さんの演奏と合わせた鳥捕りとトリダンスができました。
即興的ではありますが、倉品さんがその場で即興的に「銀河鉄道の夜」を読み上げシーンが一つ出来上がりました。
その後このシーンは出演者によるリハーサルを重ねるごとに色々工夫を重ねていきました。読むところを固定していったり、楽器が変わったりして公演の中に異なる形で含まれています。稽古の時に「なんで鳥捕りは大男だけなのか、それはおかしい!」といって鳥捕りに立候補した女性も。ジェンダー問題について考えさせられるそんな時もありました。時代のせいかジョバンニもカンパネルラも男の子です。でも鳥取の銀河鉄道は男の子も女の子も、そしてもしかしたらあなたもジョバンニでありカンパネルラかもしれません。
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